職員対談CONVERSATION

こうべしんきんの
職員のリアルを紹介!

第1回:[若手職員×人事部職員の対談]
~海外視察研修を経て~

人事部職員 Hが
営業店勤務の若手職員 Iに
海外視察研修を経て感じたこと
これからの目標などをインタビューしました。

  • 若手職員 I

    入庫2年目。入庫後営業店にて、預金係を担当した後、現在は融資係を担当。
    若手職員を対象とした海外視察研修に応募し、2022年10月にシンガボールを視察。

  • 人事部職員 H

    入庫5年目。入庫後営業店にて、預金係、融資係、営業係を経験。
    人事部人材開発室では、若手営業を中心とした若手職員の育成、採用を担当。

人事部職員 H Iさんは海外視察研修の募集があった時、すぐ応募を決めたのですか?

若手職員 I そうですね、自身では初めての海外視察研修だったので不安がありましたが、支店長から今後の人生に活きる経験ができるのではと後押しもあり、応募を決めました。

人事部職員 H 応募にあたって、何を学びたいか、今後の業務にどう活かしたいか等も考えたと思いますが、まずは何を学びたい、どこを見たいなどはありましたか?

若手職員 I 現地の風土を学びたいと思いました。
日本とは違う環境や文化を学ぶことで、グローバルな観点を得ることができ、会社やお客さまへの提案の幅が広がるのではないかと考えました。

人事部職員 H コロナ禍ということもあって、大学の卒業旅行など、実際に他国の文化に触れる機会もなかったですもんね。
今回の研修のコンセプトは“自ら考え行動する”ということで、行程も視察に行く若手職員で決めたんですよね。

若手職員 I JETRO(日本貿易振興機構)など現地事務所に直接アポイントを入れたり、信金シンガポールの現地スタッフと何度もオンラインで意見交換を行ったり、私たち3人がしたいことの実現性や留意点などを踏まえ、スケジュールを作成しました。

人事部職員 H 現地情報やシンガポール経済についてなど、入念に事前準備していましたね。
実際シンガポールに行ってみて、一番印象に残ったことは何でしたか?

若手職員 I シンガポールでは日本人、日本食がとても好まれているということです。
日本の飲食店だけでも約1200もの店舗が有り、伊勢丹やドン・キホーテなども出店していました。
日本の商品には「安心感」と「ブランド力」が有り、現地のスーパーには肉や魚、野菜などの生鮮食品のほか、レトルト食品やお酒などたくさんの食品が販売されていました。価格は日本の3倍くらいでしょうか。

人事部職員 H 政情が安定している、東南アジアの中心に位置しているということで、シンガポールは多くの企業が進出しているイメージでしたが、日系企業もやはり多いのですね。

若手職員 I そうですね。日本の食品、商品はとても人気があるようでした。
輸入コストさえクリアできれば、商売として成功できると思います。
また、シンガポールは貿易拠点として、周辺国へのアクセスなどに利点があります。

人事部職員 H 公用語も英語ですし、事業がしやすい環境ということですね。
Iさんご自身は、英語を喋れたのですか?

若手職員 I いえ、全く喋れませんでした。(笑)
ほとんどがジェスチャーと一単語での会話でしたが、シンガポールは多国籍国家なので、拙い英語力でも理解しようと助けてくださり、意思疎通は何とか出来ました。

人事部職員 H シンガポールでは、信用金庫のセントラルバンクである信金中央金庫の子会社の信金シンガポール㈱やJETROの現地事務所にもお邪魔したのですよね。

若手職員 I 若手職員で計画段階から進めていったので、不安なこともあったのですが、特に信金シンガポール㈱の方々には研修やサポート面で大変お世話になりました。
お客さまの中には海外進出を夢見ている方、興味がある方はゼロではないと考えていますので、良い会社、良い食材、良い商品を世界に届けるきっかけを、信金シンガポール㈱やJETROを通じて発信していきたいと思いました。

人事部職員 H Iさんは融資係なので自分の担当のお客さまが少ないかもしれませんが、今後営業係となり、色々な業種のお客さまを担当すると、今回の視察研修で得た経験や人脈が活かせる機会が増えそうですね。
信用金庫職員は、お客さまからお金に関することだけを相談されるのではなくて、お客さまの事業に対する想いを理解した上で事業を営む上でのパートナーという位置づけですからね。

若手職員 I Hさんは、営業係の時の印象的なお客さまとのやりとりはありますか?

人事部職員 H そうですね。釣り具製造販売をしている会社を担当させていただいていたのですが、社長さまのこだわりが詰まった商品を地域の多くの方に知ってもらえたらと思い、ラジオ番組への出演を提案しました。

若手職員 I 『こうべしんきん 三上公也の企業訪問』ですね!

人事部職員 H そうです。社長さまには、自社製品をPRするいい機会になったと喜んでもらえて、私自身もすごく嬉しく思いました。
ところで、話は戻りますが、シンガポールへ視察に行く前後で、変わったことなどはありますか?

若手職員 I 当庫代表として参加させていただいたので、「自覚」が以前より生まれたと思います。
今年、2023年で当庫は創立90周年を迎えますが、さらに100周年を見据える中で、当庫の未来を引っ張っていける存在になりたいと思うようになりました。

人事部職員 H 頼もしい! 海外視察研修前後で、顔つきまで違って見えました。
今回の海外視察研修を経て、これから目指すところを教えてください。

若手職員 I 海外視察研修で、お客さまのニーズや思いを聞き出し課題を解決すること、お客さまと信頼関係を構築していくことがいかに重要か学びました。
お客さまのお役に立つためには、私自身、自信をもって提案できる必要があるので、自己啓発として勉強、経験をして、更なるレベルアップできるよう日々精進していきます!
Hさんは、営業店から人事部に異動になられましたが、考え方に変化はありましたか?

人事部職員 H そうですね。人事部で人材育成担当を任されていますので、今までとは異なる目線で金庫の将来について考えるようになりました。
自分が成長するだけではなく、仕事の面白さを伝え、後輩と一緒に成長していけるような環境を作っていきたいと思います。

若手職員 I 神戸信用金庫が今後100周年を迎える時には、私たち若手職員が神戸信用金庫を引っ張っていけるよう、まずは目の前のお客さまとの信頼関係を築き繋いでいきたいですね。

人事部職員 H 神戸信用金庫の100周年を私たちと共に創っていってくれる方をお待ちしています!